『ダイキン』ショールームにて、ZEB研修を受けてきました!

先日、ダイキンさんの『研修プラザさいたま』に伺い、ZEB研修を受けてきました。
鉄道博物館のすぐ近くでした。

かわいいぴちょんくんがお出迎えしてくれました、、、!
(ちなみに、ぴちょんくんのツイッターアカウントを見たことはありますか?とてもかわいいのでおすすめです。)

「研修プラザさいたま」は、1998年建設、鉄骨2階建ての建物です。
2022年7月にZEB改修を行ったとのことで、今回お邪魔してきました。
しまったことに外観の全体写真を撮り忘れてしまったので、気になる方は「研修プラザさいたま」と画像検索してみてください。

今回は大きく3つの説明を受けてきました。

1)ZEB対応について
2)DK-CONNECT(クラウド型空調コントロールサービス)について
3)製品について(「研修プラザさいたま」見学)

1)について、まずは
・ZEBについての基本的な知識
から説明いただき、
・「研修プラザさいたま」でのZEB達成への取り組み、設計のポイント
・DK-BIMによるZEB設計支援
など説明いただきました。

ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、
『ZEB』とは、「ネット・ゼロエネルギービルディング」の略で、
省エネや再生可能エネルギーを利用し、一次エネルギー消費量を正味ゼロにするという考え方です。
省エネ、創エネの割合によって4種類のZEBに分けられる、、、などいろいろあるのですが、詳しくは割愛させていただきます。

ZEB達成には、[BPI](建築の断熱性能)と[BEI](設備の省エネ性能)の値を下げる必要があります。
新築・改築を問わずBEI=0.5以下にすることが必要条件です。
今回は「研修プラザさいたま」でどのようにBEIを下げたのか、設計ポイントなど詳しく説明いただきました。

また、DK-BIMを用いたダイキンさんならではのZEB設計支援サービスも説明いただきました。
ZEBを達成するためには、通常より設計工数がかなり増えるので、こういった支援は設計側としてとてもうれしいですね。

2)ZEBの次は、DK-CONNECT(クラウド型空調コントロールサービス)について説明いただきました。

その名の通り空調コントロールをクラウドで行えるようするシステムで、
なんと空調以外にもほかの設備機器(照明機器・警報設備など)も同様にクラウドでコントロールできるようになるそうです。
利用者自身のパソコンやスマートフォンで各機器の管理や使用状況を確認できるので、とても有益なサービスだと思います。
個人的に、病院とか福祉施設でナースコールやインターホンなどと連携できるととても良いな、と思いました。
(実際に実例もあるようです。)

3)最後に、「研修プラザさいたま」の展示を見学させていただきました。

「研修プラザさいたま」は実際にDK-CONNECTを使用しており、パソコン画面にてユーザーインターフェースを見せていただきました。
また、「研修プラザさいたま」に置かれている二酸化炭素濃度センサーと暑さ指数に関するセンサーを意図的に危険数値にし、
DK-CONNECTを通じて換気機器と空調機器が自動で運転する、という流れを見せていただきました。すごい!

そのほか、ダイキンの新製品など説明いただき、大変参考になりました。
設備機器はどんどんアップデートされるので、設計側もしっかりと内容をアップデートして、
最新・最適の設備設計をしていきたいですね。
「研修プラザさいたま」に置かれた巨大ぴちょんくんぬいぐるみに大変癒されました。

 

ダイキン「研修プラザさいたま」の皆様、貴重な機会をいただきありがとうございました。
丁寧に説明いただき、大変勉強になりました。

※今回伺った「研修プラザさいたま」の展示内容は2023年2月2日時点のものです。
来年度以降、販売店向けの施設に変更に伴い展示内容の変更があるとのことです。

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